「新しい角度であなたの感性を照らす」
このコンセプトに、障害がある方たちが生み出したアートを世に送り出していくのが、HikariART事業です。
アートに触れるということは新しい感性に触れるということであり、多様性を知るということです。
”障害者アート”に関心がない方も、きっと心に響くアートはあると思います。
HikariART立ち上げのきっかけとなり、名前の由来となったアーティストです。
タブレットを使って生み出されるキャラクターたちは、カラフルで、ボーダーレスで、楽しそうで、見事な個性を放っています。
Hikariのキャラクターたちは画面や紙の上でじっとしてはいません。
好きに街を散策したり、勝手にフォースタートメンバーについてきたり。
アートの世界と私たちの世界のボーダーを軽々と飛び越えています。
堺市のとある遊歩道にやってきたヴィルとシゲノブ。
二人で何を話しているのかな?
今日は尼崎にある小学校に車いすバスケ体験にやってきたフォースタートメンバー。
マイスもついてきたようです。
健康福祉プラザでの体験会に混ざっていたヴィルとシゲノブ。
うまくリバウンドをとれるかな?
僕は数年前のある日、ある障害のある方のアート作品に出合いました。(Hikariさんではありません)
その作品から受けたインパクトは、今も心に残っています。
その時は分からなかったのですが今思うと、そのインパクトは、自分には思いもつかない絵から、自分とは全く違う感性を垣間見たからなのではないかと思います。
それから月日が経って、僕はフォースタートを立ち上げました。
そしてHikariさんの作品に出合い改めて、これらの作品を埋もれさせておくのはもったいないと思いました。
このHikariARTで紹介するアーティストの中には、自分がアートを作っているとは思っていない人がいます。
僕にも、何がアートか、アートの定義は何なのかは分かりません。
しかし誰か一人でもその作品からインパクトを受ける人がいるなら、その作品はアートと呼べるのではないでしょうか。
人の心にはそれぞれ、百人百様の感性があります。
そして感性が豊かな人ほど、豊かに日々を生きることができると思います。
HikariARTで、皆さんが新しい角度から自分の感性を照らしていただれけば幸いです。