理事長が、2012年から新しく勤め始めた施設にバスケットボールコートがあることを知り、自身が長年取り組んでいる車いすバスケットボールの練習を始めました。
初めは一人で練習していましたが、やがて同僚に声をかけ、施設に来館する障害者も誘って一緒に練習するようになりました。
そして人数が増え、チームとして活動したいとの声を受け2014年4月19日にデビューしたのがSAKAIsunsです。
車いすバスケットボールは、身体に重い障害があっても参加できるスポーツで、障害の重さに応じて各プレイヤーに点数を割り振り、出場メンバーの合計点数に上限を設けることで、障害の重いメンバーにも出場機会が与えられるようにルールが工夫されています。
しかしそれでも、障害や病気によっては競技志向のチームには参加が難しいことがあります。
SAKAIsunsではそういった人であっても参加できるよう、メンバーみんなで考え、工夫して、車いすバスケットボールを楽しんでいます。
SAKAIsunsには障害者も健常者もいます。
知的障害者も、身体障害者も、精神障害者も、難病患者もいます。
女性も男性もいます。
けれどSAKAIsunsにきたら、彼ら彼女らは 「SAKAIsunsのメンバー」です。
月に3回程度、堺市立健康福祉プラザに集まって練習しています。見学やゲスト参加も可能ですので、ぜひお問い合わせください。
スケジュールはHOMEのイベントカレンダーで掲載しています。
日頃の練習の成果を発揮する場として、交流のあるチームを招待して年に1回、sunsCUPを開催しています。(2023年は12月17日(日))
当日は自由に試合を観戦できるだけでなく、試合の合間に体験会を実施しますので、車いすバスケットボールにご関心のある方はぜひお越しください。
小さなお子様も大歓迎ですので、ぜひ親子連れでどうぞ。