車いすバスケのこれって!?⑦

第7回目は「ジャンプボール」についてご紹介します。

皆さん、バスケットボールで試合開始の時に両チームの選手が向かいあってボールを取り合うことを「ジャンプボール」と呼ばれていることをご存じですか?

ジャンプボールは試合開始の1度だけ行われ、そこで攻撃権(先行)が決まります。

車いすも一般のバスケットボールも試合開始はジャンプボールから始まります。

 

ジャンプボールとは、試合開始の時にセンターサークル内で両チームの代表のプレーヤー(ジャンパー)がセンターラインを挟んで審判がその二人の真ん中でボールを真上に放り投げ、ジャンパー同士が空中でボールをはじいて取り合うことを言います。

そんな一瞬のジャンプボールにもいくつかのルールがあります。

   ボールを3回以上はじくこと。

   ボールが最高点に達する前にはじくこと。

   ボールをつかんでしまうこと。

   はじく前にジャンパーがサークルから出てしまうこと。

   はじく前にジャンパー以外のプレーヤーがサークルに入ってしまうこと。

などは違反となります。

これらのルールは車いすも一般のバスケットボールも同じになりますが、車いすはジャンプのかわりに片側の車輪を浮かして体勢を斜めに保ち腕を伸ばす「ティルティング」とう技があります。

高度な技になるので見られる機会は少ないですが、車いすバスケットボールの試合開始にはぜひ注目してもらえればと思います。

 

タイミク